自由診療
◆ 大腸がんリスク検査(Protokey®大腸)
消化器がんの中でも死亡者数ワースト1位である大腸がんのリスクを調べる血液検査です。一回の採血で、早期を含む大腸がんのリスクが確認できます。検査では4種類のペプチドを測定し、「がんに近い状態」かどうかをリスク評価として算出いたします。リスクは評価A(低リスク群)、B(中リスク群)、C(高リスク群)の三段階で判定します。京都府立医科大学附属病院の 研究成果からは感度82%・特異度93%と、高い精度を示すことが報告されています。
検査に先立つ食事制限は必要ありません。また、また痔出血や消化管出血のため便潜血検査をあきらめている方や、内視鏡検査に抵抗感のある方にも広くお受け頂けます。

〈こんな人は要注意です〉
● タバコを毎日吸う、もしくは吸っていた。
● 週に5日以上お酒を飲む。
● 肉料理を好んで食べる。
● 肥満気味で運動をしていない。
● 血縁家族が大腸がんになった。
〈検査方法〉
採血(月~金の午前中、要予約)
〈検査料金〉
16000円(税込)
※膵臓がんリスク検診との同時検査の場合、合計2000円割引
〈結果結果〉
約1か月後に報告書をご自宅に郵送します。
◆ すい臓がんリスク検査(Protokey®大腸)
がんの中でも“最悪のがん”として知られているすい臓がんのリスクを調べる検査です。すい臓がんは自覚症状が少なく早期発見が難しい上に、進行が早いために重症化してしまうケースが多いとされています。従来健診などで行われる腫瘍マーカーでは早期がんの発見は困難でしたが、本検査では一回の採血で、早期を含むすい臓がんのリスクが確認できます。検査では4種類のペプチドを測定し、「がんに近い状態」かどうかをリスク評価として算出いたします。リスクは評価A(低リスク群)、B(中リスク群)、C(高リスク群)の三段階で判定します。富山大学附属病院の研究成果からは感度84%、特異度93.4%と、高い精度を示すことが報告されています。
検査に先立つ食事制限は必要ありません。

〈こんな人は要注意です〉
● タバコを毎日吸う、もしくは吸っていた。
● 週に5日以上お酒を飲む。
● 高血糖、糖尿病の持病がある。
● 肥満気味である。
● 血縁家族がすい臓がんになった。
〈検査方法〉
採血(月~金の午前中、要予約)
〈検査料金〉
16000円(税込)
※大腸がんリスク検診との同時検査の場合、合計2000円割引
〈結果結果〉
約1か月後に報告書をご自宅に郵送します。
◆ マイクロアレイ血液検査
がん発症数の上位(※)占めている消化器がんのリスクを、がんなどの異物に対する体の反応から遺伝子レベルで評価できる最新の技術です。通常、消化器がんは初期段階では自覚症状に乏しく、進行するまで気づかないことが多いとされていますが、本検査は1度の採血で早期を含む胃がん・大腸がん・すい臓がん・胆道がんの検出が可能です。金沢大学大学院医学系研究科の研究成果からは感度・特異度は90%以上と高い精度を示すことが報告されています。
検査に先立つ食事制限は必要ありません。
(※)部位別のがん発症数
男性:胃がん1位・大腸がん3位、女性:大腸がん2位・胃がん3位

〈検査方法〉
採血(月~金の午前中、要予約)
〈検査料金〉
85000円(税込)
〈結果結果〉
約1か月後に報告書をご自宅に郵送します。
◆ にんにく注射(静脈注射)
にんにく注射には体に吸収されやすいタイプのビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は体のエネルギー産生を助ける大切なビタミンですが、体内に貯蔵しにくく、疲労・ストレスなどで不足しやすいことが知られています。食物として摂取した場合の吸収率は低く、注射により直接血管内に投与することで効率よく摂取することができます。

〈こんな時におすすめです〉
● だるさがなかなか抜けない
● 休んでも全然疲れがとれない
● 疲れがたまっているが、大事な仕事があり休めない
● お酒を飲みすぎて二日酔いがつらい
● 冷え症で、よく風邪をひく
● 肌荒れが気になる
〈匂いは大丈夫?〉
注射をしている間はニンニクの香りがしますが、すぐになくなります。ニンニクを食べた後のような口臭は、一時的にあっても残ることはありませんのでご安心ください。
〈副作用は?〉
ビタミンB(およびビタミンC)は水溶性ですので、体内に蓄積することがなく副作用はありません。
※ただし一時的な血管痛、不快感、胸苦しさ、ムカムカ感などがまれにでることがありますのでご注意ください。
〈メニュー〉
メニュー | 頻度目安 | 料 金 |
---|---|---|
にんにく注射(にんにく25個分のビタミンB1)多忙・睡眠不足・風邪の引き初め・二日酔いなど |
週1〜3回 |
¥1,800 |
強力にんにく注射(にんにく50個分+マルチビタミン)休んでも疲れが抜けない方、試験や大きい仕事などの前後におすすめです。 |
週1〜2回 |
¥3,000 |
◆ プラセンタ注射(皮下注射)
プラセンタ(=胎盤)には赤ちゃんの成長に必要な各種栄養素および生理活性物質が豊富に含まれています。元々は保険診療で更年期障害・肝臓疾患の治療に使われていましたが、自然治癒力を増大することから近年はアンチエイジングを含めた様々な効果が認められるようになりました。薬剤は厚生労働省の認可を受けており、安全性も十分確保されています。
〈こんな疾患・症状におすすめです〉
● 更年期障害
● 自律神経失調症
● アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など)
● 肌トラブル(シミ・しわ・肌荒れ)
〈副作用は?〉
プラセンタの注射の安全性は高く、国内50年以上の使用経験の中で注射した部分の痛み・腫れ以外に重大な副作用は報告されていません。こうした腫れ、痛みも通常は1〜2日ほどで自然に消失します。
〈効果はどれくらいで出るの?〉
個人差はありますが、通常1か月前後で効果を実感する方が多いようです。
※ホルモンなどは含まれていませんので、途中で注射をやめてもリバウンドなどはありません。
〈その他注意することは?〉
プラセンタ注射は「血液製剤の扱い」となるため、注射を1度でも受けた方は輸血ができなくなりますので、あらかじめご了承ください。
〈メニュー〉
メニュー | 頻度目安 | 料 金※ |
---|---|---|
プラセンタ注射(皮下注射) |
1~2週に1回 |
|
※初診時のみ別途1100円かかります。
禁煙外来※ファイザー社のトラブルにより治療薬の処方が困難なため、
禁煙外来の受付は一時中止しています。
タバコの煙には、4,000種類以上もの化学物質が含まれており、そのうち発がん性物質は約60種類です。喫煙を続けることで、平均寿命は10年間短縮し、35歳の方が70歳まで生きている割合は約30%低下すると報告されています(喫煙なし81%→喫煙有58%)。また、肺がん・喘息・中耳炎など受動喫煙によるご家族への影響も見逃せません。一方でタバコの煙に含まれるニコチンは、ヘロインなどの麻薬と同様の依存性があり、一般的にはやめるのが難しいのが現状です。2008年より保険適用の内服薬治療が可能となり、現在の禁煙治療の主力となっています。
〈保険適用となる条件〉
● 直ちに禁煙する意志があること
● 35歳以上の方については、【1日の本数×喫煙年数】が200以上であること
● 問診票でニコチン依存症と診断されること
● 禁煙治療を受けることを文書で同意すること
〈治療〉
通院を計5回行っていただき、飲み薬による治療を約3か月継続します。治療中は飲み薬の効果で、禁煙による不快な症状やタバコに対する欲求を大幅に緩和することができます。費用は保険適用の場合2万円以内です。
〈禁煙成功率〉
国内の大規模な調査によると、計5回の禁煙治療をすべて受けた方のうち、少なくとも4週間以上の禁煙継続が可能な割合は78.5%でした。
〈 詳しくは外来でご説明いたします。少しでも興味のある方は、お気軽にご相談ください。〉